韓国に行ったことのある方はご存知だと思いますが、韓国にはいたるところに教会があります。街の中にポツンとある小さい教会に始まり、大きな規模の教会になるとデパートを思わせるくらいのでかい建物の教会まで。

特に明洞にある大聖堂は有名です。

 

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さて、なんで韓国にはこんなに教会が多いのか?

 

 

 

その前に韓国のキリスト教の歴史をざっとお話します。

キリスト教は韓国語では기독교(基督教)です。主な宗派はプロテスタントとカトリックでそれぞれ개신교(改新教)천주교(天主教)と呼ばれています。

 

 

 

キリスト教徒は韓国民のおよそ30%で仏教徒の22%よりも多く韓国で最も信者の多い宗教です(韓国民の約半分は何かしらの宗教の信者である)。

ちなみに日本もそうですが儒教を信じている人は殆どいません。まあ時代ですね。

 

 

 

韓国のキリスト教の3分の2がプロテスタントで彼らが기독교(基督教)を名乗る場合も多いことから韓国ではキリスト教と言えばだいたいはプロテスタントを指すことも覚えておくといいでしょう。

また韓国では교회(教会)と言えばプロテスタントの教会を指し、カトリックの教会は성당(聖堂)という言葉を使います。

すると韓国では教会(プロテスタント)の建物の方を多く見かけることも納得です。

 

 

 

キリスト教は秀吉の朝鮮出兵で初めて宣教師が朝鮮半島に足を踏み入れたのをきっかけに広まって行きますが、朝鮮時代は江戸時代と同じく儒教を基本としており弾圧も多く、日の目を見ることはありませんでした。

キリスト教徒が一気に増えだすのは日本の統治下の時代。半日勢力の基盤はキリスト教徒たちでした。

 

 

 

反政府勢力と宗教が結びつくのはよくあることで、戦後(朝鮮戦争後)もパク・チョンヒ前大統領の独裁時代においても反対運動の主力はキリスト教徒でした。

知識のない人や弱い立場の人に甘い言葉をささやくことで信者を獲得する。少なくとも宗教にはそういう一面があると思います。

ただしプロテスタントがより多く広まったのは、カトリックと違って韓国のシャーマニズム信仰を深く邪魔しなかったため韓国社会に受け入れられていったと言われています。

 

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日本でも巫女と呼ばれる存在が能力を通じて天との意思疎通を行なうのもシャーマニズムです。こういった人たちがかつては政治や軍事においても活躍したことは韓国も同じでした。

ここまで韓国のキリスト教について軽くながしましたが、では最近はどうなのか?

 

 

 

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教会はますます増える傾向にあります。一つは韓国の不況も手伝ってか、勝手に教会を名乗り信者を募るものまで現れます。当然信者からはお布施として金銭を頂戴します。

そして信者が増える理由に韓国の都市化もあります。どんどん都市化が進むにつれ昔のような家族がらみの行事や儀式が行われなくなったきました。長男の家でも然りです。

 

 

 

一昔前までは제사(祭事)や차례(茶禮)を長男の家(宗家)で行い、その準備に長男の嫁は大変な思いをしましたが、最近では面倒だからという理由からキリスト教に改心する女性もいます。

キリスト教になれば手のかかる行事の準備などする必要もなく、自分でお祈りだけすればOKですから。

それが原因で嫁姑戦争が勃発なんてこともあるようです。もはや嫁vs姑の宗教戦争です!

 

 

 

昔は韓国では長男は煙たがられたものの(長男だということが分かった時点で別れるケースも少なくなかった)最近では都市化の流れも手伝い、そういった風潮はだいぶ消えてきています。

現在、彼氏が韓国人で長男という女性は、今のうちから嫁姑戦争に備えておきましょう(笑)